記憶にも思い出にもなれず
ついに『ユタを待ちながら』が配信されますよ。
どうも、木曜日担当の土井です。
今回の更新は金曜日に入ってしまいすいません。ですがなぜ遅れたのかを話せば皆さん許してくれるのではないでしょうか。その理由というのも……なんてもったいぶらなくても分かっちゃってますよね。『ユタを待ちながら』略して『ユタ待ち』がついに配信されます。5月末には配信を……なんて言っていていつの間にか6月ですが、それでもどうにかこうにか配信です。おそらく今日中には配信されるのではないでしょうか。ラジオサークルを作ると決めてから1年かけてようやくです。遅くなってしまったかもとは思いますが大切にしていきたいと思います。
そういえば今日は図書館で本を借りました。借りたのは三冊。
江國香織さんの『ウエハースの椅子』
同じく江國香織さんの『いつか記憶からこぼれおちるとしても』
子手鞠るいさんの『美しい心臓』
大学に入ってからあまり時間が取れず本を読めていませんでした。ですが最近ふつふつと本を読みたいという衝動が湧き上がってきたのでこの機会に借りてみたのです。
そういえば久々に本を借りるときに思ったのが「貸し出しカードと貸出履歴をもらうんだったなぁ……」でした。私の学校は小学校と中学校は貸し出しカード、高校はバーコードを読み取るものでした。本を借りるたびに少しづつ厚くなっていく貸し出しカードを少し誇らしく思っていたのを今でも覚えています。あれがあればあの時の自分が読んでいたものをもう一度読むことができるんだけどなぁ、なんて思います。私の出身校は小学校と中学校は少し古めで、図書館は「これぞ学校の図書館」というようなものでした。屋内でしたが季節の空気感をこれ以上ないというくらいに感じることができる場所で、それが私は好きでした。高校に入るとバーコードを読み取って貸し出しをするものになったので、入学して暫く経つと少し寂しく感じました。「小学校か中学校の頃に戻りたい」とは言わないけれどあのころの自分が「いつかこの場所のこの雰囲気を感じることもできなくなるんだろうか」なんて考えて思いっきり五感を使って図書室のことを記憶していてくれていたら、とは思います。もう感じることのできない場所があることをしっかりと知った今だからこそ、強くそう思います。味わうことを知ったのに味わえないのってなんだか少し寂しいですね。
でもまぁ、考えなかったら別に平気、少し考えたら少し寂しい、もっと考えたら別に平気、そのくらいの気持ちですよ。私の中でのこれは、そういうものです。
なんだか最近の私の文って塊で書いてるって感じですね。前に思ったまま書いた時の感じが残ってるんですかね。あの時気持ち良かったからその感覚が気に入ったのかも。
あと最初にも書きましたが『ユタを待ちながら』がついに配信されます。私とM藤くん2人でやるラジオです。今日中には配信されると思うのでお楽しみに。配信されたらユタ待ちのアカウントでツイートします。
↓ユタ待ちのサイト・メールアドレス・twitterアカウントはこちら。
『ユタを待ちながら』
ホームページ:http://yutamachi-fam.seesaa.net/
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メールアドレス:yutamachi.fam☆gmail.com
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それではまた来週。
おやすみなさい。