東洋大学白山ラジオサークル「FAM」

こんにちは。東洋大学白山ラジオサークル「FAM」のBLOGです。

タケノコ→竹

 

さっきタケノコの画像見てて気付いたんですけど、タケノコを真っ二つにしたときって中に狭い空洞あるじゃないですか。あれがどうしてあるのかっていうと、たくさんの節に区切られてるからで。そこまでは知ってたんですよ。というか、区切られてる場所をタケノコ食べるたびに見てたから意識するまでもなく知ってた、みたいな。

ぼーっと買い物してぼーっと食事してってやってると忘れてしまうけど、タケノコって成長すると竹なんですよ。当たり前だけど。だからタケノコの中の狭い空洞は、本当は将来的には竹の節になるはずの場所なんですよね。

この事に気付いた(というかきちんとものを見て納得して衝撃を受けてっていう)のは二度目で、一度目はタケノコ掘りに出かけたとき。竹の節を見て、タケノコの区切りってここのことかって思ったんだったと思う。でもタケノコ食べるときにはそんなこと忘れててただただ美味しいなって思っただけだった。で、今回はその逆。タケノコを見て竹の区切りのことに気付いた。

この事自体は多分みんな知ってるし22年間生きてようやく衝撃を受けたっていうのは遅すぎると思う。でも別に知らなかった事実を知って驚いたっていうわけではなくて、今までタケノコ見ても気づかなかった事実に衝撃を受けてるっていう方が近いように思う。今まで何回タケノコ料理食べたかなんて全く分からない。食べるたびに美味しいなって思ったことしか覚えてない。22年間そんな調子で、タケノコの狭い空間が最終的にどうなるのとか全然考えたことがなかった。タケノコと竹は成長することで姿が変わっているだけで同じものだってことを、文章としては知ってたけど、構造として納得していなかったっていうことに衝撃を受けた。

私が今までしてきた食事はぼーっとしたものだった気がしてならない。というか、食材がどんなふうに芽を出したり花を咲かせたりしてるのか全然知らない。出世魚の順番も言えない。美味しければいいじゃなくて、自分が食べるものがどんなものなのかもっとちゃんと知らないといけない気がしてきた。成長過程や旬を過ぎるとどうなるのか、いまの私がきちんと知ってるのは、ミニトマトとワラビくらい…だと思う。22年間生きてるのに全然知らないじゃないか。

 

『ユタを待ちながら』、更新したのでぜひどうぞ。

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最近読んだ本。

サマー/タイム/トラベラー (1) (ハヤカワ文庫JA)

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