東洋大学白山ラジオサークル「FAM」

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マラソンとパスケース

 

2017年7月1日(土)

5時半に起きた。寝不足だからか胃が重い。外から雨音が聞こえた。数日前の天気予報では曇りと言っていたのに。アラームを解除して着替え。雨が降らない前提の服装しか考えていなかったから困った。上はGUのシャツ。下は迷ったけれどジャージの長ズボンにした。行くまでの間で足を濡らしたくなかったから。帽子もあった方がいいかもと思ったのだけどスポーツ用はなかったから普段使いのをリュックに入れた。持ち物は塩分チャージ、短パン、帽子、スマートフォン、カメラ。靴に防水スプレーをかけて朝ご飯を食べた。胃が重くてあまり入りそうもなかったので卵かけご飯のみ。

傘を差して最寄駅へ。長ズボンで外の蒸し暑さは厳しかった。早く着替えたい。電車で移動。目的の駅に着いたらトイレで短パンに履き替えた。土砂降りというほどでもなかったし最初から着替えてきてもよかったなと思った。会場に荷物置き場はないらしいから桜田門駅のコインロッカーにしまった。傘は折り畳みじゃないからしまえなかったけど、まだ雨が降っていたし移動中は濡れたくなかったから良しとした。この時の荷物は塩分チャージ、スマートフォン、コインロッカーのカギ、傘。

外に出ると雨は止んでいた。傘が邪魔になって少し後悔。走る前にどこか適当なところに立てかけておこう。皇居に来るのは初めてだったから会場への道も楽しかった。あと、皇居ランナーを初めて見た。受付場所は皇居時計台前。受付を済ませると水とゼッケンをもらった。周りの人に倣って石垣に傘と水を置いてゼッケンを取り付けた。ゼッケンには銀色のバーコードみたいな模様がついていた。ここに機械をあてて記録を測定するのだそうだ。このデザインと番号はかなり気に入っている。あと安全ピンの使い方が下手。初めてインカメを使った。
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準備運動をして軽く周囲を歩き回った。9時になったら集合の呼びかけがあり記念撮影をした。そのあと大会の概要とルールが説明された。僕が走る時間まではだいぶ余裕があったからもう一度散歩。周りの服装を見ていて思ったのは、靴が明らかに僕と違うということ。メーカーの問題ではなく形からして違う。僕の靴は高校生の頃買ったもので、なんというか横に幅があってずんぐりしている。周りの人のはスリムでかっこいい。4~6年でこんなにデザインって変わるんだ。今まで気付かないようにしてたけど、やっぱりこの靴ダサいなって思ってしまった。ランニング用の靴が買いたい。

出走時間は9時30分。5分くらい前に集合。どうせならとランニングアプリを起動したのだけど、GPSの反応が弱いと表示された。どうしようもないのでそのまま使うことにした。3分前あたりからスタッフの人が「あと○○分」と言ってくれるようになった。「あと30秒」と言われたとき、ランニングアプリのスタートボタンを押した。僕が使っているアプリは走り始める前に準備時間をくれるから、こうするとスタートと同時に計測できる。

スタートの掛け声で走り始めた。速めのペースの人につられそうになったのだけど我慢。いつものペースで走るように意識した。3kmを過ぎた頃から雨が降ってきて濡れながら走った。服は元々汗で濡れていたからそこまで気にならなかった。眼鏡が濡れて少し見づらいだけ。残り1kmあたりから雨脚が強まってきたのだけど、ゴールが近いのとまだまだ走り続けられる実感への興奮で気にならなかった。昨日の夜の感覚がそのまま残ってる感じ。10kmに応募してもよかったかもな、でも最初は感じを掴むために5kmからだよな、なんて考えながら走った。門をくぐり敷地内へ。スタッフの人が記録用の機械を持って手を振っている。その人のところまで走り、記録してもらい、無事完走。思っていたよりあっけなく走り終わった。スポーツ飲料の注がれた紙コップをもらい飲み干す。スタッフの人に完走証をもらい、荷物のところへ。もらった水を飲み、塩分チャージを食べ、また水を飲む。蒸し暑かったから汗をかいたけど、そこまで疲れてはいなかった。完走証とゼッケン(これももらえた)を濡れないように袋に入れて写真を撮った。
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走り終わったから駅へ。終わり次第各自解散というのは味気ないなと始まる前は思ったけど、走り終わると思っていた以上にやることがなかった。桜田門のコインロッカーから荷物を取って地下鉄へ。

家に着いたら少し早いお昼ご飯を食べて休憩。

1時半になったら部屋の中央を片付けてレザークラフトの用意。今日は初めて自分だけで作ってみる。作るのはパスケース。型紙は『レザークラフトの基本講座』のものを使う。コンビニで本の型紙部分をコピーし、文房具屋で厚紙を買い準備完了。そのままではサイズが大きい気がしたから、型紙を全体3mmずつ切った。

まずは型紙を革にあてて銀ペンで線を引く。そして線の内側をカッターで切る。左の革は銀ペンで線を引いたもの、右の革は切ったもの。
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次にコバの処理。茶色の革の縁にトコノールを塗って綿の布で磨く。黒っぽい皮は裏面全体に塗ってガラス板で磨く。どれだけやれば十分なのか分からず時間がかかった。そのあと茶色の革に端に線を入れた。この線が穴を開けるとき目印になる。教えてもらったときと道具の種類が違ったから戸惑った。どうにか引けはしたがきれいにまっすぐかと言われると微妙だ。
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ボンドを革の端に塗り、重ね合わせる。使ったのはGクリヤー。乾燥後に透明になることと手ごろな値段からこれにした。貼り付けたらガタツキをカッターで調整。本当はやらない方がいいのだろうけど、どうしても気になってしまった。そのあと端にラインを引き、菱目打で穴を開けていった。1,2,4,6本とたくさんの種類が工具箱に入っていたのでやりやすかった。途中からマットの下に白い板を敷いたら打ちやすくなった(白い板の使い方がこれでいいのかは不明)。
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穴を開け終わったらいよいよ縫っていく。まずは糸の用意。余裕を持った長さの糸を用意して、蝋を塗っていく。写真の右の黄色いのが蝋。前に先生がやっていたのを思い出しながら、糸を蝋に押し当てて引く。糸の準備が終わったら針の準備。糸を2回突き刺してから縫い穴に通し、引く。先生が用意してくれたのと同じ状態の針にできた。
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縫い方は少し特殊。二つの針で表と裏から塗っていく。腕の運び方は前回で覚えたから問題なく縫うことができた。仕上げの段階にきてライターがないことに気付いてコンビニへ買いに行った。残った糸は最後にライターで炙る必要がある。写真の端から2つ目のところが炙った部分。炙ってからライターの底を押し当てて仕上げるのだけど、加減が分からず少し目立ってしまった。でも変な目立ち方ではないから及第点。そのあとハンマーで糸を叩いた。そんな乱暴なことしていいのだろうかと不安になったのだけど、やってみるとさっきより糸がきれいに見えた。
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最後にヤスリとトコノールで仕上げ。縁を磨いて綺麗にしていく。作業の参考にしようと開いた『レザークラフト技法辞典 完全版』に、縁のガタツキを解消する道具として豆カンナというものが紹介されていた。説明を読む限り、確かに便利そう。少なくともカッターよりはきれいになるだろう。縁を整え終わり、ついに完成。

パスケース(表)
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パスケース(裏)
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縫い方がまだきれいではないけれど、それなりにうまくなったと思う。線の引き方と縫い方を改善すればもっと良くなるはず。あと、黒っぽい革は縁を何かしら処理すればよかった。そのまま使ったせいで横から見たら"シベリア"みたいになってる。

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完成したパスケースを使ってみたくて定期を入れて駅へ。まずは表を下にして改札にタッチ。次は裏を下にして改札にタッチ。問題なく使えることがすごく嬉しかった。

家に帰ったら次のマラソン大会にエントリーした。今度は10km。

夕飯はガパオライスを作った。鶏がらスープの素がなかったからほんだしで代用。美味しくできた。

夕飯の後はお風呂。上がったらパソコンで新しく始まる番組の検索。改変期には毎回この作業をしている。レコーダーからもう見ない(もしくは見ないまま放置されていた)番組を消して空きを作った。あと、録画予約を新しくした。

本を読んで歯を磨いて11時過ぎにはベッドへ。寝る前に少しだけ考え事。7月の滑り出しとして今日はなかなかよかったと思う。エアコンの除湿モードが快適ですぐに寝られた。

 

最近読んだ本

真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐A〉 (新潮文庫)

真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐A〉 (新潮文庫)