東洋大学白山ラジオサークル「FAM」

こんにちは。東洋大学白山ラジオサークル「FAM」のBLOGです。

母と出掛けた。『あおみのゆいごん』

 

11月16日(木)

9時半ごろ起きた。わりと遅い朝だったから時計を見て驚いた。たぶん昨日お酒を飲んで遅くに帰ったからだと思う。お風呂を沸かす。お湯が溜まるまでの間、水をコップ2杯飲んでスマートフォンをいじっていた。廊下からお風呂が沸いたのを知らせる音が聞こえた。30分くらい入っていたと思う。出たら着替え。お風呂上りにパジャマ以外の服を着るのは少し損した気持ちになる。母が帰って来たので遅めの朝ご飯。そのあと今日の予定についての話。クラゲバンチのKindleセールが最終日だったから働かないふたりのポイント50%還元になっているものを全て買った。

お昼も過ぎた頃、母と出掛けた。新宿の方へ行って買い物。17時前頃、高野フルートパーラーに行って栗のパフェを食べた。シャリシャリした氷(アイス?)の層があって、これがアイスなのか氷なのかを二人で少しの間話した。たぶんただの氷。最近読んでいる本、今のうちに読んでおきたい本の話をした。店内はあまり暖房をきかせていなかったせいで少し寒かった。パフェを食べ進めるだけで体温が奪われていったのは少し面白かった。周りの人も寒いと言っていたので僕たちだけ特別寒がりってことでもなかったんだと思う。器の底のドロドロのクリームを掬うとき、指先が震えて緊張感があった。

食べ終わったら買い物。

店をいくつか見たら夕飯へ。ステーキのお店に行った。数人待っていたのだけどそこまで時間はかからなかった。通された席が目の前に焼き台があるところで見ているだけでも楽しかった。ステーキは柔らかくてすごくおいしかった。ミディアムくらい?の焼き加減。ソースの風味があまり食べたことのないタイプで新鮮だった。パフェを食べた後だったからかなり苦しかったのだけど、殆ど食べきることができた。

夕飯を食べた後、少し時間に余裕があったのでカフェへ。近状とかの話をした。まだお腹が苦しかったこともあって、ガンガン話したりってことはなかった。東京の人の話とかもした。ちょうどいい時間になったので店を出て母と別れた。

その足で小田急線へ。少し迷ったせいで目当ての電車を乗り過ごしてしまった。時間が少しだけ不安。本厚木行きの電車に乗る。本厚木の文字を見るたび中村航の小説が頭に浮かぶ。この時もそうで、しばらく本のことを考えていた。途中でKindle開く。ダウンロードしておいた『働かないふたり』を読む。祖師ヶ谷大蔵駅で降りる。時間がぎりぎりだったので早歩き。チャージが足りなかったので2000円入れた。小走り(よりも早かったかな)で会場へ。間に合った。

まだ公演中なので、詳しい内容に触れるのは避けつつの感想。客席はほとんど満員で、僕は最前列の端に座った。最初は登場人物の人柄やどんなことを考えているのかを想像しながら見ていた。演劇を見るのは久しぶりだからどういうスタンスで見ればいいのか(こういう時スタンスを探すのは悪い癖)探り探りだった。しばらくして舞とゆかり二人の会話が始まるのだけど、そこでさっきまでの見方ができないくらい引き込まれた。セリフが刺さった感覚があった。少しして、ずっと聞きたかった言葉が目の前で口にされたんだと分かって、ゆっくり見ているなんてできなくて、セリフを一言も聞き漏らさないように必死だった。舞台をどう見ればいいのか少し分からなくなった。セリフを口にしている人を見るべきなのか、言われている人を見るべきなのか、二人共を見るべきなのか、ぐるぐる考えながら見ていた。どこの誰を見るかで舞台上の意味が変わってくる気がした。最前列だったからというのもあるのだろうけど、視界にどこまで入れてどうやって見るかで見方がまるで変わるのだなと思った。一人一人が別々の人間で、このセリフはこの人にとってどういう意味で、この二人にとってはどういう意味で、と考えながら見ていた。終始セリフに引っ張られるような見方だったのだけど、すごく面白かった。詳細に触れないのでぼんやりした文章になってしまった(日記久しぶり過ぎて慣れてないのもある)。

舞台が終わって、挨拶が終わって、会場を出た。駅に着くまでの間、頭に残ったセリフを何度も繰り返した。電車では、本を開いたのだけどうまく読めなくて、舞台のことを考えていた。

家についてお風呂。上がったら母からのLINEを返してから軽めのご飯。眠ったのは12時過ぎだと思う。

久しぶりだから文章がぎこちない。こんなことならもっと早く再開するべきだった。

 

『あおみのゆいごん』のサイトです:harika

当日券の販売はまだやっているそうなので興味を持たれた方はぜひ行ってみてください。

 

最近読んだ本

 

働かないふたり 1巻 (バンチコミックス)

働かないふたり 1巻 (バンチコミックス)