東洋大学白山ラジオサークル「FAM」

こんにちは。東洋大学白山ラジオサークル「FAM」のBLOGです。

8月14日 私はマイルドヤンキーになれない。

 

おはようございます。

木曜33時にブログを書く、木曜担当の土井です。

 

今日も日記です。

 

 

時計が8月14日の時間を指しているとき(私の家では電波時計を使っているので文字通り8月14日の時間を指しています)、私はなんとも複雑な気持ちでいました。というのも前日、それもたった数時間前に地元の友人からLINEというスマホのアプリケーションで繋がったからです。おそらく地元を離れ上京してきたせいなのでしょう。高校までの人間関係はこのままどんどんと希薄なものになっていくんだろうと私はずっと思っていました。だからこそ驚いたのです。あと半年もしたら成人式ですし連絡を取り合うのにおかしな時期ではありませんが、それでも、まさか、私がまた地元の友人たちと会うことになるなんて。

嫌というわけではありません。会うなら会うでかまわないのです。お互い最後に出会ってから2年以上の月日が流れたという人もいます。そういった人の近況を聞くのもいいなと思うのです。しかし、一度途切れてしまったと思っていた人間関係があれよあれよという間に強固なものになろうとしているのを目の当たりにすると、現代文明の暴力的なまでの繋げる力を感じました。

ともかく、友人から連絡が来てその後おそらく会うことになるのだろうという思いながら私は一度眠りに着きました。

眠る前に考えたことを私は覚えています。おそらく時々考えることだから覚えていたのでしょう。地元から出てきた私が感じていることのひとつに、地元から「出た」という感覚があるのです。自分が生まれ育った土地で今までずっと一緒にいた人たちとの関係。その中でできたみんなの中での「私」という位置付け。そういったものがあったからこそよかったといえる場面は数え切れないほどありました。しかし同時に、それがあったからこそ「今」という時間においての自分を主張することが私にとっては難しかったのです。だから上京してからは「今」の自分が表に出てきている実感を感じながら生活していました。あの感覚は上京者や引越しをした人特有のものかもしれませんね。その反面、地元に帰ったときには過去の自分に引き戻されるような感覚があったのも事実なんですけどね。

そのままいろんなことをぐるぐる考えながら私は眠り、朝を迎えました。

 

朝起きるともう太陽はだいぶ高い位置にいました。考え事をしているうちにだいぶ長い時間が経っていたからこんなに遅くまで寝ることになったのでしょう。午前があと1時間もしないうちに終わるんだと思いながらパソコンの電源を入れ、惰性でネットをします。昼食を作って午後からは本でも読もうかと思いながらいつの間にか時計は午後1時30分、このままでは1日が惰性で終わりそうな気がします。どうしようかと思っているとLINEで大学の知り合いから連絡がありました。どうやら今期間限定のカフェに並んでいるようで、土井も来ないか? 掻い摘んで書くとこんな内容です。時間を持て余していた私は渡りに船だと思い、出かけることにしました。私が目的地に向かっていると天気がどんどん悪くなって行き、私は仕方なくコンビニで傘を買いました。その後、目的のカフェは待ち時間が4,5時間ということで入ることを諦め、私たちはその足でいくつかの店を回り解散しました。

帰りの電車が途中まで一緒の人と話していると、流れで私の家でご飯を食べることになりました。私は先に帰って部屋の簡単な片付け、その人は夕飯の買出しのために一旦別れ、3,40分後に私の家で合流。夕食を食べたり話したりしているといつの間にか時計は8月15日です。そのままその人は私の家に泊まることになったのでした。

 

 

こうして8月14日が終わり、朝起きて私は日記を書いています。

 

 

それでは、また。