普通に女の子と遊んだ話とか書きたい
こんばんは、M藤です。
今回から火曜担当になりました。
前回前々回と「どうせ誰も読まねえよ」くらいの軽い気持ちで好き放題書いていたんですが、
案外身の回りの人たちが読んでくれてる、
そればかりか初対面の人に
「妖怪の記事の人ですよね?」
と聞かれる事案まで発生し、
これは俺の今後のイメージ戦略の為にも心機一転し明るくて生の輝きに満ちた記事を書かなくては、と思った次第。
それで
「明るい話とはどんなものだろう。
みんな大好きトムとジェリーの話でもしようか」
と思ったのですが、
前回前々回の流れからしてトムとジェリーの話なんかしても、
どうせ途中から猫と鼠のあまりに大きすぎる寿命の差について語り始め、
トムとジェリーの友情にでかすぎる影を落としてしまうことは確実。
要するに俺が明るい話をするなんて土台無理なことなんですな。
これはもう早々に諦めていつも通り生と死の話をすることにしよう。
さて、
ご存知の通り死の恐怖に日々慄いている私ですが、
なにも毎日布団にくるまって迫り来る死に圧倒されているわけではありません。
古今東西の偉人の死に対する考え方や気付きを学ぶことで、
なんとか死の恐怖から抜け出そうとしています。
なかでも気に入ってるのが、
心理学者のカール・グスタフ・ユングが母親の死の知らせを受けて故郷へと向かう夜行列車の中、
とても悲しいはずなのに心の中では結婚式のときに演奏されるような楽しい音楽が鳴り響いていることに気付き、
そのことから「死」が人間にとってとても残酷なものであると同時に祝福されるべきめでたいものでもあることを悟った、
という話です。
やがて自らが死ぬことを知っている因果な我々ではあるが、
死というのは恐ろしいだけのものではない。
ユングはそのことを論理ではなく実感によって知った、
という点で、
この話は私に死と対面する勇気を与えてくれます。
他にも俺に勇気を与えてくれるものは臨死体験やら前世記憶やら中間生記憶やら色々あるんですけど、
長くなるので次の機会に書くよ。
それではまた来週。
僕は『ハンナとその姉妹』見ます。